賢者の旅16

今回はシンガポールの旅です。
シンガポールには今から30年前、新婚旅行で行きました。日本から7時間のフライト。時差は1時間。治安も良くて、異国の雰囲気が味わえるお勧めの旅行先です。小さな島国で面積は東京23区程度。ゆっくり滞在しても3泊4日で十分楽しめます。多民族国家のため言葉は英語、中国語、マレー語が混在しています。街は清潔で唾を吐いたら罰金を取られます。
私たちは、オーチャードロード沿いのシャングリラホテルに泊まりましたが、ブランドショップやレストランが集中しているエリアです。
観光はマーライオン、夜の屋台街、ラッフルズホテルセントーサ島へ行きました。マーライオンはインスタスポットでしょう。屋台街は多国籍料理が味わえます。ラッフルズホテルはクラシックな高級ホテルで著名人が多く宿泊しており、シンガポールスリング発祥の地としても有名です。セントーサ島はビーチが綺麗でロープウェイで行きます。
シンガポールは、アジアで一番の観光都市。マリーナベイサウンズも加わり益々魅力アップ。
また、行ってみたいですね。

賢者の旅15

タイは古くからの独立国であり、植民地化された歴史がないので独自の伝統文化が残っています。政治は日本と同様、首相をトップに行われていますが、王室制度があり国王は国民から慕われています。当時のタイは経済発展の緒に付いたばかりで、全てがこれからという段階でした。私たちは、現地学生の案内で政府の農業試験場を訪問しました。そこでは新種のタイ米の研究をしていました。先進国からの開発資金·援助、特に日本の影響が強いのかなと感じました。現在は、古き伝統を残しつつ発展しています。「微笑みの国、タイ」手を合わせてコップンカ。素晴らしい旅をありがとう😆💕✨。

賢者の旅14

バンコクの観光は、やはり寺院巡りでしょう。
ワット·ポー、ワット·アルン、ワット·プラケオの3大寺院は外せない観光スポットです。黄金色に輝く寺院は観光客のみならず、地元の人も多く訪れます。タイでは街中でオレンジ色の袈裟をまとったお坊さんをよく見かけます。人々は宗教心が強くお坊さんは尊敬されています。
寺院巡りの後は、水上マーケットを体験するのもお勧めです。フルーツや野菜などを積んだボートが行き交い、観光客も小舟に乗って水上で買物ができます。値段交渉するのも楽しみです。夜はタイ料理を堪能してください。
本場のトムヤンクンはいかがですか。最も、私は辛いものは苦手なので食べませんでしたが...。

賢者の旅13

フィリピンの旅を終えて、その翌年、タイに行く機会を得ました。私たち学生団体は海外の学生団体と国際交流を通じてお互いの国を知ることで究極的には世界平和を目指しています。
旅費は自己負担ですが滞在費は相手方の学生団体が持ってくれます。タイではチュラロンコン大学とタマサート大学の学生がアテンドしてくれました。両大学は日本で言えば、東大、京大と言ったところです。エリートですが、服装は私たちと変わりませんでした。
タイの首都バンコクに滞在しましたが、街中は人で溢れており、道路はバイクと3輪タクシー、トゥクトゥクで混雑していました。当時は道路も未舗装な所がかなりありました。私たちは日本の中古車タクシーに乗りましたが、スピードメーターは壊れていて針は動かず、足元からは地面が見えました。ホテルは普通でしたが、夜ベッドにつくと天井にイモリが張っていたのにはびっくりしました。

賢者の旅12

フィリピンに2週間滞在中、各地を訪問して生の体験をするとともに、フィリピン大学の学生と交流出来たことは、私にとって大きな収穫となりました。フィリピン大学は、日本なら東大と言われる大学で、子息の親はほとんどが政財界の幹部です。豪邸に住み週末はホームパーティー、卒業後は親の力で政府の官僚や大企業に就職することが約束されています。
発展途上にあるフィリピンは、先進国から多くの支援を受けていますが、彼等エリート層が自分たちの為でなく、国民の為になるよう尽力することを希望しています。香港では、香港大学の学生が貧困層の住むエリアを案内してくれました。真剣に香港のことを考えていると感じることができました。国の発展は、彼等が担っていくのです。日本からエールを送ります。頑張ってください。

賢者の旅11

ルソン島の北部に位置するバギオは避暑地として有名です。日本では軽井沢と言ったところでしょうか。フィリピン大統領を始め政府高官が避暑に訪れるそうです。現地の学生と私たちはマニラからマイクロバスで向かいました。びっくりしたのは、とてもスピードを出すことでした。窓辺からの景色はあっと言うまに過ぎ去っていきます。中古のマイクロバスのエンジンは唸りをあげていました。「フィリピンでは速度制限は無いのか」と聞くと、「これくらいは普通だ」とのこと。オーマイゴッド。思わず旅の無事を祈りましたが、お陰で思ったより早く着くことができました。バギオでは高原コテージのバルコニーで食事をしました。周りにお付きの人がついて椰子の葉であおいでくれました。王様気分とはこのことでしょう。
翌日は川で船遊びをしましたが、船の船頭さんから、私の身につけていた時計(セイコー)を黒檀の置物と交換しないかと言われました。フィリピンではセイコーの時計が人気なのだとか。丁重にお断りしましたが、なぜなのか聞き漏らしました。

賢者の旅10

レガスピはマニラから340キロ南にある自然に恵まれた観光地です。当時、現地学生と私たちは鉄道で行きましたが、列車は古く暑いので窓を開けようとしたら、窓ガラスが無かったのには、思わず笑ってしまいました。線路も整備されてなくて、横揺れ縦揺れが大変でした。鉄道は戦時中日本軍がひいたものをそのまま使っているとのこと。それを聞いて複雑な気持ちになったことを覚えています。
現在は飛行機が飛んでいるので観光客はそちらをお勧めします。

レガスピで一番の見処はマヨン火山でしょう。
広い高原の先に見える山は、一見すると富士山に似ていると思いました。町は昔の風情が残っていていわゆる「オールドタウン」を感じることができます。通り沿いは土産物店が並んでいて、アバカという藤に似た植物で編んだバックが名産です。